2023.06.14
素材のこと
皆さん、こんにちは!建築工房きらくです。
「木の外壁って、本当に長持ちするの?」と疑問を持たれる方も多いと思います。
よく腐朽という理由で長持ちしないと言われますよね。でも実は、その腐朽、うまく対策をすれば問題なし!今日はその秘密をお教えします。
まず腐朽の犯人、それが腐朽菌。
この厄介者が増えると、木材がダメになってしまいます。
でも安心してください、この腐朽菌、4つの条件が揃わないと生育できないんです。それが養分、温度、水、そして空気。これらがないと腐朽菌は生きていけません。
でもこれらの中で、建でコントロールできるのは「水」だけ。それなら、水の管理さえしっかりすれば、腐朽菌を防げるということです。具体的には、水がかかってもすぐに流れ落ち、湿った状態を作らないような工夫が必要です。
そして、木の切り口(専門的には「木口」と呼びます)から水が吸収されるのを防ぐことも大切です。これを防ぐ方法は、木口を隠すことや、濡れた場合でも乾きやすいように隙間を作ること。そして、なるべく乾きやすいように木材を厚くしすぎないようにすることも大切です。厚すぎると乾くのに時間がかかるからです。
しかし、木材が薄すぎると、反りや割れが起きてしまう問題も出てきます。そこで、バランスを考えた材料選定が求められます。
というわけで、木の外壁が腐朽しないためには、「水」対策がカギです。
きちんと対策をすれば、木の外壁の家も長持ちします。
安心して木の外壁を選んでくださいね。本当におすすめです。
豊田市で木の外壁を使った注文住宅を建てたい方はぜひお気軽にお問合せください。
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