2023.02.27

熱伝導率だけではダメ!熱容量の高い断熱材を使うメリット

断熱・気密のこと

熱伝導率だけではダメ!熱容量の高い断熱材を使うメリット

熱容量の高い断熱材を屋根に使うことには、大きなメリットがあります。まず、熱容量が高い断熱材は、夏場の暑さから室内を守るだけでなく、冬場の寒さからも室内を保温することができます。つまり、断熱材が蓄熱している熱量を利用して、室内温度を一定に保つことができるのです。

また、熱容量の高い断熱材は、急激な温度変化にも強く、外気温の急激な変化による室内の温度変化を緩和することができます。そのため、冬場の暖房や夏場の冷房によるエネルギー消費量を抑えることができ、エコな住まいづくりにもつながるのです。

さらに、熱容量の高い断熱材は、密度が高く音を吸収する性質があるため、室内の静音性を高めることができます。これにより、快適な室内環境を実現することができます。

具体的にはイケダコーポレーションが取り扱っているシュタイコーという商品や、セルロースファイバーが高熱容量の断熱材にあたります。全ての部分に使うとコストが跳ね上がるので、受ける熱の多い屋根に使うと本当に効果的ですので皆さんもぜひ検討してみてくださいね。