2023.02.18

壁量計算の問題点

構造のこと

壁量計算の問題点

木造住宅の壁量計算は、建築基準法によって定められた基準に基づいて行われますが、現状の計算方法にはいくつかの問題点があります。

特に建築基準法の4号特例においては、一定の条件下において、壁量の計算を省略することが認められています。この特例によって、低コストでの住宅建設が可能となりますが、この特例を乱用することによって、適切な耐震性を持たない住宅が建設される可能性があるため、適切な判断が求められます。よって、建築基準法の4号特例に頼りすぎず、壁量計算を正確に行い、適切な耐震性を確保した住宅建設を行うことが求められます。