2022.07.16
断熱・気密のこと
前回日射遮蔽の重要性を話しました。
今回は具体的な手法をお話しします。
まずは庇をつける。これは前回話をした冬と夏の太陽の入射角度の違いを利用する方法ですね。
そして、庇がつけられない場合は、外付けブラインドか、外付けのシェードをつける。
これが結構優れもので、部屋の中に熱が入ってくる前に外側で直接的に遮断する。
カーテンやロールスクリーンと比較すると…
カーテンなどでは50%以上外側の熱が入ってきてしまいます。
対して外付けブラインドでは19%くらいしか熱が入ってきません。
このように、日射遮蔽をしっかり行うことではじめて最低限のエアコン代で室内が快適温度になります。
一級建築士 山田達也