本日は高気密高断熱住宅について。

まず高気密高断熱住宅の定義。

高気密＝なるべく隙間のない家。簡単に言うと家全体で名刺一枚くらいの隙間しかない家のこと。（実際にはC値という指標がある）

高断熱＝より性能の良い断熱材がよりたくさん壁や天井、床の中に入っている家のこと。（UA値という指標がある）

もっとわかりやすく人間の衣服に例えると、「高断熱」がダウンジャケットを着た状態、「高気密」がダウンジャケットのファスナーをしめた状態。ダウンジャケットを着てもファスナーが開いていたら寒い＝低気密高断熱の状態です。

どちらか一方しかできていないと快適な住宅はできませんよ～。

建築工房きらくは高気密高断熱を推奨しています。

でもどれだけ断熱材入れてどれだけ隙間なくすと良いのかは、実は判断が難しい。

なぜなら国の基準が低すぎるから、ちょっと断熱材を増やしただけですぐに高断熱ってなるなんちゃって高断熱住宅がたくさん広まってしまいました。だけど、逆に増やしすぎても逆にコストがかかってしまって手が出せない価格になってしまっては意味がない…ほどよいレベルはどこか！？の答えの弊社がおすすめするほど良い具体的な数値（UA値、C値）はまた別のブログで発信します。

一級建築士　山田達也