2022.06.09

ローコスト住宅のコストパフォーマンス

いえのこと

ローコスト住宅のコストパフォーマンス

30坪1500万円くらいの住宅を一般的にローコスト住宅って言います。

家賃以下で建てられて、憧れの一軒家。しかも見た目も大手ハウスメーカーとほとんど変わらない。

これは確かにお得だ。プロ目線で見ても、キッチンとかお風呂とかとりあえず使えれば良くて、デザインも特にこだわりないのであればこんなにコスパの良いものはないと思う。

以上。。。。

ちょっと待てい。確かに住宅を車や家電など、ある一定の年数を過ぎると壊れてしまうものであれば、その考え方でいいです。

だけど住宅って例えば、30歳で建てたとして60年くらいは使いますよね。本来、住宅には資産性があるのです。ローコスト住宅が60年問題なく住み続けれらる仕様かっていうのは正直疑問。

1500万円で30年住める家と、3000万円で60年住める家。どっちがコスパいいか。

一年あたりの負担額は同じでも、1500万円で30年の家は+30年住み続けようと思うと結構なリフォーム代がかります。

それと光熱費も全然違う。だからトータルで考えるともっと違う。

住宅を一過性の家計の負担(負債)ととらえるならば、ローコスト住宅も悪くないですが、長く住み続けられる資産ととらえたほうがトータルコストは下がる。つまりコスパがいい。ということになるんです。