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2017 / 11 / 12  15:37

no.7|おすすめの耐震工法は?①

こんにちは。きらく山田です。

きらくは「上質なくらしを100年の技術で」をコンセプトに豊田市を中心に、本物の素材にこだわり、住めば済むほどに価値の高まる家づくりを目指していている地域密着の工務店です。
 

本日は合理的で自身に強い構造について書きます。
前回のブログでも書いた通り基本的にはシンプルな形状でしっかりとバランスよく耐力壁を配置することが大切です。
また耐力壁自体の「強さ」も重要です。実は一概に耐力壁といっても多岐にわたるので要注意です。
以下に一部を紹介します、
建築基準法によると(多少省略しています)…
(1)土壁等:0.5
(2)厚さ1.5㎝幅9㎝の筋かい:1.0(たすき掛けの場合は2.0)
(3)厚さ3.0㎝幅9㎝の筋交い:1.5(たすき掛けの場合は3.0)
(4)厚さ4.5㎝幅9㎝の筋交い:2.0(たすき掛けの場合は4.0)
(5)厚さ9㎝幅9㎝の筋交い:3.0(たすき掛けの場合は5.0)
(6)その他大臣が認めたもの(構造用合板は2.5)

この数字を壁倍率といいます。そして壁倍率=耐力壁の強さとなるのです。
ですので図面を見るときにどんな種類の耐力壁が使われてるのかな?という目線で見てみると面白いかもしれません。
お客さんに「ここの耐力壁の壁倍率は…」なんて言われたら担当者としては内心どきっとするでしょうねw
少し話がそれましたが、いろんな種類の耐力壁があるということです。

今住宅の耐力壁で主流なのはダイライトやモイスもしくは構造用合板といった「面材」と呼ばれる耐力壁です。
筋かいが線で力を受けるのに対して面材は面で力を受けるので強く合理的と言えます。
また施工性も外壁の下地を兼ねて施工できてしまうのでその点に関しても合理的です。

では、筋かいではなくて面材を使えば合理的で強いかというと少々疑問が残ります。
というのは面材は柱と梁に外側から釘を打ちつける方法で施工します。
施工精度が悪いと釘が必要以上にめり込んだりヒビが入ってしまう可能性があります。
そういった不安がぬぐいきれないので必要のない所にも念のため筋交いをいれる工務店もあります。

しかし必要以上に建物を強くするとかえってバランスが悪くなったりするし、筋交いをいれすぎると今度は断熱材の量が少なってしまいます。
筋交いもダメ、耐力壁もダメと言っているわけではありませんが一長一短があるということです。

そこで、当社としては筋かいも必要なく釘のめり込みなどの施工不良の可能性もないパネル工法を採用しています。
工場で作って現場では、はめ込むだけなので施工精度は非常に高いです。
一度当社の構造見学会や建て前に見学にきていただくと良くわかりますよ(^^)
また入れ子構造になるので構造的にも非常に合理的と言えます。
以下に従来の工法とパネル工法の違いを簡単に描いてみました。

パネル工法.png

 

従来の工法も決して悪い工法ではありませんし否定をするつもりもございません。

しかし当社としましてはこのパネル工法が特別な構造計算をしない昨今の住宅においては最も合理的な工法だと思っています。

 

 

 

このブログを読んで少しでもご興味を持っていただけましたら、いつでもご連絡ください。どんな質問でも不安がなくなるまでとことんお答えいたします(^^)

 

一級建築士 山田達也

TEL0565-26-0606

 

建築工房きらくHP(https://kiraku-arc2.com/

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