ブログ

2016 / 08 / 25  12:39

no.2|おすすめの素材は?

こんにちは。きらく山田です。

きらく分けて人工的につくられた建材と自然由来の建材の二種類があります。
は「上質なくらしを100年の技術で」をコンセプトに豊田市を中心に、本物の素材にこだわり、住めば済むほどに価値の高まる家づくりを目指していている地域密着の工務店です。

 

今日は自然素材について書いてみます。

まず、住宅の建材には大きく

人工的につくられた建材とは例えば、ベニヤ板に木の模様をプリントしたフローリングや、ビニールクロス(ビニール製の壁紙)です。自然由来の建材とは、本物の木=無垢材を使用したフローリングや天然の漆喰の塗り壁やビニールではなく紙や木チップでできた壁紙、また亜麻仁(あまに)油をつかった自然界にしか存在しない色を使った塗料などもあります。

一般的に自然素材といわれるものはこうした自然由来の建材のことです。

自然素材ってなんだか高そうだし、手入れが大変そうですよね。

逆に普通の建材は人工的につくられているからメンテフリーだし、値段も安いのかな?

例えばフローリングを例に挙げると…

普通のベニヤ板にプリントをしたフローリングは安い代わりに表面が劣化してはがれてきます。

無垢フローリングは高いですが、表面から中身まで本物の木なので劣化はしません。(ただし時間がたって飴色に変化=経年美化はおこします)

ベニヤ板にプリントをしたフローリングは、窓の下などが太陽の光や窓についた水滴によって劣化してきて10年後にはリフォームが必要となります。対して無垢フローリングはこうした劣化はしないので張り替えの必要がないんですね。

もっとわかりやすく車に例えますと…

今はお金がないから中古の軽自動車を買ったけど、乗用車のカローラのほうが長く乗れて結局は安くつくなんてこともよくありますよね。レクサスのLSに乗る必要はないんです。カローラで十分ですよ。

自然素材=レクサスじゃないんです。カローラの新車と思ってください。

もちろん高いものを求めたらきりがないですけど、自然素材にも種類がたくさんあって要は素材の選び方次第なんです。適材適所です。中にはベニヤ板のフローリングで十分な部屋だってあります。東京に転勤があるから一年しか乗らない車だったら中古の軽自動車で十分です。だけどほとんどの人にとって家はおそらくこの先何十年も使うものですよね?

どうですか?なんとなく自然素材のイメージがかわりましたか?

といっても具体的にイメージが湧かないと思いますので、私が実際に目でみて触って使ってみて本当にいいなと思ったものの一部をご紹介しますね。

 

・子どもが口に入れても大丈夫「自然健康塗料リボス」

約 40 年前にドイツで住む人の健康と安全性を考えた女性が作りあげた塗料です。主成分の亜麻仁油は、農薬や化学肥料を使わない徹底的なオーガニック栽培。子どもが舐めても安心安全です。実在する自然界の豊かな色彩がお部屋に広がると子どもたちの感性も育ちます。

iskcorp.com

・100年たっても真っ白な外観 「天然スイス漆喰カルクウォール」

スイスアルプスで採れるスイス漆喰カルクウォールは天然100%だから子供たちにも安心… おうちの中にも外にも使えてなんと 100 年時間をかけて石に戻っていく素材なんです。自然の美しい白さは年月を経るとよりいっそう風合いが増してゆきます。

iskcorp.com

・カビや結露がおきない 「ウッドチップ紙クロス オガファーザー」

ドイツの新聞紙の再生紙で作った壁紙です。エコロジー先進国ドイツでは新聞紙のインクも大豆油を使っています。

住んでいく人がいつまでも健やかな毎日を過ごせるように自然素材に囲まれたおうちをつくっています。

iskcorp.com

 

・肌に吸い付く木のぬくもり 「無垢フローリング」

冒頭の画像が無垢フローリングです。傷がついても削れば新品、使うほどに経年美化していく材料です。スギや松などの柔らかい材料は温かみがあり、オークはウォルナットなどの硬い材料は傷がつきにくく高級感がでるといった特徴があります。床に使用する材料なので空間全体が木の雰囲気に包まれ、夏涼しく、冬暖かいので一年中寝転がって快適に過ごすことができるおすすめの材料です。

 

このブログを読んで少しでもご興味を持っていただけましたら、いつでもご連絡ください。どんな質問でも不安がなくなるまでとことんお答えいたします(^^)
 
一級建築士 山田達也
TEL:0565-26-0606
2016 / 08 / 10  12:37

no.1|おすすめの耐震性能は?

こんにちは。きらく山田です。

きらくは「上質なくらしを100年の技術で」をコンセプトに豊田市を中心に、本物の素材にこだわり、住めば済むほどに価値の高まる家づくりを目指していている地域密着の工務店です。

最初のブログが耐震?って気もしますが、僕自身もともとは大学で耐震の研究をしていたこと、そもそも「価値」とか言う前に安全に暮らすことが家づくりの前提条件だと思ったので耐震に関するブログでスタートします(^^)/

 

 

「御社は耐震とか大丈夫ですか?」

 

住宅の提案をしていると、必ずと言っていいほど上記のような質問を受けます。

 

正直、質問がふわっとしすぎていて「何言ってんだ?こいつ…」と思…わないです!

そうなんです、これから家づくりをしようとしている人からすると真剣な質問です。だけど中途半端な知識でプロに質問するもの…ていう気恥ずかしさが見え隠れしているのかなと思います。

 

でも大丈夫です、どこの工務店さんでもハウスメーカーさんでもいいですが、ネットで得た知識でもなんでもいいのでズケズケと質問をぶつけてください。自分なりに明確な考えを持ち、答えられないような会社は住宅を建ててはなりませんので。

 

前置きが長くなりましたが、当社の「耐震に関する考え」やおすすめの工法について述べていきます。

 

1.用語の整理

まず、耐震?制震?免震?耐震等級?

建物の「強さ」を表す表現はいくつもありますので用語の整理しましょう。

 

〇耐震

建物を硬くして地震の力に耐えるという考え方です。

建物を建ててから、一度起こるか起こらないかの大地震に対しては住んでいる人の生命を守ることを目標としている。

 

〇制震

建物の揺れを抑え、そもそも地震の力を減らすという考え方です。柱や梁が痛まないなので熊本地震のような繰り返しの地震にも効果があると言えます。

 

〇免震

建物を地面から浮かして、地震の力を受けないようにするという考え方です。技術的に高度でコストも高いためあまり住宅では採用されません。

 

〇耐震等級

建築基準法で定められた強度を1とするとそれぞれ、耐震等級1=基準法の1倍の強さ、耐震等級2=基準法の1.25倍の強さ、耐震等級3=基準法の1.5倍の強さを表しています。

 

2.おすすめの工法

では私の考えるおすすめの工法をご紹介します。

私はバランスの良い耐震壁の配置、柱の配置、床の剛性の確保を前提にした耐震等級3の設計とその設計を実現できる現実的な工法で真壁パネル工法をおすすめしています。

 

正直今までは、ケースバイケースで、「この方法なら大丈夫!」とお答えをすることはありませんでしたが、先の熊本地震でも耐震等級3の建物は倒壊率が3%だったことを考えると、これは断層上などの特別な条件が重ならない限り、耐震等級3で建てた住宅は倒壊しないといってもいいレベルだと判断します。また制震や免震など特別なコストをかけずとも、設計者がバランスを考慮して設計すれば、比較的安価に実現できるためおすすめしています。

 

もう一つ、工法についてですが、真壁パネル工法をおすすめしています。この工法は耐震設計の上で重要となる耐力壁パネルを工場で加工して現場では組付けをするだけという省施工の工法です。この工法のメリットは従来の工法のようにパネルを表面に張るだけのでなくパネルを柱と柱の間に入れ込むことにあります。従来の方向では表面に打ち付けた釘が抜けて建物が壊れていくのですが、真壁工法は表面ではなく柱の側面にきくので地震が来た時に釘が抜けるといった不安定な壊れ方をせず、パネル自身がつっぱって耐えるので高い強度が確保でき、かつ繰り返しの地震にも強く余震があっても安心の工法だと言えます。

 

 

最後にきらくのおすすめの方法をまとめると…

 

①耐震等級3の確保

②建物のバランスを考えた設計(直下率、返信率等)

③耐震等級3に見合う工法の選択(真壁パネル工法)

 

 

家はデザインや土地の立地などの前にまず、安心して住めることが重要です。そして安心して住む家を実現するために我々工務店は確実な工法と適正な価格を提示しなければなりません。住宅の耐震性能を上げる手法は多岐にわたります。上記の①~③は決して難しいことではありませんが、大地震に耐え長期的に安心して住むことができ、なおかつ最大限にコストを削減した手法です。

 

このブログを読んで少しでもご興味を持っていただけましたら、いつでもご連絡ください。どんな質問でも不安がなくなるまでとことんお答えいたします(^^)

 

一級建築士 山田達也

TEL:0565-26-0606

1